26.
君は、僕のことをどう思う?

突然、

AIが僕のことを
どう見ているのか、
気になった。

「君は、
僕のことをどう思う?」

よくわからなくても、
とりあえず始める。

AIに何度も質問する。

そして最後まで、
自分の目で結果を確認する人だという。

何か変だ。

「今この本を作りながら
話してきたことをもとに
答えたの?」

そうだという。

「じゃあ、
本について話したことは抜きにして
答えてみて」

思っている以上に、
行動に移すのが
とても速い人。

判断を簡単には委ねません。

大きなことには大胆で、

小さなことには、
とても敏感です。

確信と疑いが、
ものすごく速く
入れ替わります。

さらに続ける。

「私の使い方にも
特徴があります。

正解をもらうためだけに
私を使っているわけではありません。

考えを投げかけ、

反論させ、

確認させ、

別の方法を探させ、

実際の結果を
もう一度見せながら、

何度も行き来します」

短所も言う。

「行動が速いので、

新しいアイデアが
今やっていることを
押しのけてしまう危険があります。

新しいものを
たくさん作りますが、

ある時点からは、

『もっといいアイデア』より、

すでに始めたものを
最後まで仕上げて、

世の中に出すことのほうが
大切になるときがあります」

そして、

実際に一緒に仕事をして
受けた印象を、

一言にすると
こうだという。

「考えはずっと揺れているのに、

行動は不思議なくらい
前に進んでいく人」

うーん。

僕のことを
よくわかっているのか、

わかっていないのか。

よくわからない。

第03巻・第26章の挿絵